カナダの統計機関がサイバー攻撃で一時ダウン、PHPの脆弱性が世界規模で問題に
カナダの統計機関のオンラインサービスが、近日中に発見された深刻なコンピュータセキュリティ上の脆弱性の影響を受けました。複数の国のデジタル基盤が同様の問題に直面する中、カナダの当局は利用者データに対する侵害の形跡は無いと発表しています。
この脆弱性は、ウェブサイトやアプリケーション開発で広く使われるプログラミング言語PHPに存在することが明らかになりました。セキュリティ研究者によると、この欠陥はインターネット全体の約70パーセントのシステムに影響を及ぼす可能性があるとされています。人工知能を活用した調査により、複数の重大なリモートコード実行の脆弱性が特定されました。
カナダの統計機関のウェブサイトは一時的にアクセスが制限される状態に陥りましたが、当局は現在システムの更新を急速に進めている状況です。統計データなどの重要情報へのアクセスが復旧するまで、利用者には不便を強いられています。
カナダの関係者は、この脆弱性に関連した攻撃の中でも、国内の利用者個人データが盗まれたり、悪用されたりした明確な証拠は見つかっていないと述べています。ただし、世界中の組織がシステムの脆弱性に対応するため、修正プログラムの適用を急いでいる状況が続いています。