フロムの新作『ダスクブラッド』は何が新しい?独特な対戦システムと美徳を集める仕組み
フロムソフトウェアが新作ゲーム『ダスクブラッド』をSwitch 2向けにリリースしました。これまでの『デモンズソウル』や『ダークソウル』といった難易度の高い単独型ゲームとは異なり、複数のプレイヤーが同時に参加する新しいゲーム体験を目指した作品です。
本作の最大の特徴は、プレイヤーたちが「美徳」を集めることで勝利を目指すシステムです。従来の対戦ゲームのように倒した敵の数や獲得したスコアで勝敗が決まるのではなく、ゲーム内で美徳と呼ばれるものを蓄積していくことが勝利への道となります。このシステムにより、単なる火力やテクニックだけではなく、戦略的な立ち回りや判断が重要になってきます。
ユニークなのは、他プレイヤーとの戦いと共闘が入り乱れるデザインです。同じゲーム空間には複数のプレイヤーが存在し、敵同士になることもあれば、共通の目的に向かって協力することもあります。この変動的な関係性が、従来の対戦ゲームにはない緊張感と予測不可能性をもたらします。
さらに注目すべき点として、対人戦が得意でないプレイヤーでも楽しめる工夫が施されているようです。試遊レポートでは、PvEモード(他プレイヤーではなくAIとの戦い)も用意されており、協力プレイの中でも「最後の3人」という限定的な競争シーンが生まれるなど、多様なゲームスタイルに対応しているとのこと。
開発を率いた宮崎英高氏のインタビューからは、これまでのソウルシリーズで蓄積されたアイデアやノウハウが本作に活かされていることが伺えます。フロムソフトウェアの新しい挑戦として、ゲーム業界からも大きな期待が寄せられています。