韓国は2026年1月22日、「人工知能の発展と信頼基盤の構築に関する基本法」(AI基本法)を施行しました。これは、EUのAI法に続く、世界的に重要な包括的なAI規制法として注目されています。 この法律が制定された背景には、韓国の強い危機感があります。AI技術が世界的に急速に普及し、その活用が国と企業の国際競争力に直結する時代が到来しているためです。韓国政府は、従来の「IT強国」というポジションから「AI強国」への発展を目指しており、このAI基本法はその重要な一歩となります。 法律の特徴は、産業育成と安全確保を同時に進めるバランスの取り方にあります。一方的に規制を厳しくするのではなく、AI技術の発展を促しながらも、社会への悪影響を防ぐための枠組みを用意するというアプローチです。 こうした動きは、アジア地域におけるAI規制のモデルケースとなる可能性があります。韓国の取り組みは、日本を含む他の国々がAI政策を策定する際の参考になるとみられており、今後のグローバルなAI業界の動向に影響を与えることが予想されています。