イタリアの名門ACミランが、フットボール責任者(スポーツディレクター)にマルコ・クレッシェを招へいする方針を決めたと複数のスポーツメディアが報じている。すでに基本合意に達しており、今後は正式な契約が進められる見通しだ。 クレッシェは、若い才能の発掘と育成に定評のある人物として知られている。複数の情報筋によれば、彼は現在よりも将来を見据えた選手獲得戦略を重視する傾向が強いという。つまり、ミランの既存体制では即戦力の補強に重きを置いてきたのに対し、クレッシェ体制下では長期的なスカッド構想に基づいた選手育成と青田買いがより一層推し進められる可能性が高い。 こうした方針転換は、欧州の一流クラブの間でも進む傾向だ。ドイツのプロサッカー界でも若い才能を育成・販売することで経営基盤を強化するクラブが増えており、ミランもその波に乗る形での組織改革と言える。なお、ミランは別途、守備的ミッドフィールダーのハードゥング選手の補強についても検討を重ねているという報告もある。