中国の秘密宇宙機「神龍」が初めて衛星画像に、米軍事情報が公開
米国の軍事情報機関が、中国が開発している秘密の宇宙航空機「神龍」の詳細な衛星画像を初めて公開しました。これまで極秘とされていた航空機の実態が、宇宙空間でどのような姿をしているのか、具体的に確認できるようになったことは、宇宙空間における各国の技術競争が激化していることを示しています。
公開された画像には、神龍が正体不明の衛星に接続されている状態が捉えられています。この宇宙航空機の詳細な目的や機能については、中国当局は明かしていませんが、軍事専門家の間では、衛星の配置や機能の試験、宇宙での物資の輸送、あるいは衛星の修理や回収といった複数の用途の可能性が指摘されています。
この公開を契機に、米国の軍事情報機関はより広範な警告も発表しました。それによると、中国は2030年までに宇宙空間に指向性エネルギー兵器を配備する可能性があるとのことです。こうした兵器が実現した場合、他国の衛星を直接攻撃することが可能になり、現代の通信やGPS、気象観測などの重要なインフラに大きな影響を与える危険性があります。
宇宙開発は民間の衛星通信やインターネット普及という側面がある一方で、各国がその軍事的な活用方法を模索し、競争を強める段階に入っています。神龍の存在が明かされることで、こうした宇宙領域での軍事的な対立構図がより鮮明になったともいえます。